コンテンツ別作成のツボ

代表者ごあいさつ/プロフィールの考え方

「代表者ごあいさつ」や「代表者プロフィール」は、企業・サービスのホームページの中で、非常にアクセスが多いコンテンツの1つです。

アクセス者の多くは、サービスや商品を検討する際に、「代表者ごあいさつ」を読み、信用できるかどうかを判断する材料にします。ですから、ホームページを作成する上でとても重要なコンテンツになるのです。

このページでは、「代表者ごあいさつ」や「代表者プロフィール」の考え方について、ご案内いたします。

「代表者ごあいさつ」は本当に必要?

ネットだけで顔が見えない世界では
安心感・信頼性が重要です

「代表者ごあいさつ」は本当に必要なんですか?

よく聞かれる質問ですが、企業のホームページやサービス集客用のホームページでは、必須のコンテンツだと考えられます。

対面の世界とは異なり、ネットの世界ではお客さまと直接顔を合わせるわけではありません。アクセス者は直接会ったこともない方を信用して、お問合せやお申込みを行うことになります。

しかし、

会ったこともない方を簡単に信用するでしょうか?

会ったこともない方や初めて名前を聞いた会社を最初から信用することは、なかなか難しいと言わざるをえません。つまり、「顔の見えない」ネットの世界で、直接会ったこともないアクセス者から信頼感を得ることが、ホームページ作成では大きなポイントとなるわけです。

この点で、重要な役割を果たすのが「代表者ごあいさつ」です。

仮に、皆さんが何らかのサービスを検索で探す時のことをイメージしてください。どのような人物がこのホームページ・サービスを運営しているのか、全くわからないホームページを見た場合、不安を感じることと思います。かなり魅力的なサービスであっても、お問合せをためらうのではないでしょうか。

逆に、初めて見るホームページであっても、代表者ごあいさつがしっかりと書き込んであり、「サービスに対する想い」や「お客さまに対する気持ち」、「なぜこのサービスを提供しているのか」といった情報がわかると、その不安は和らぐことと思います。

ちろん、コンテンツの作り方や見せ方、本文の書き方、使用する写真などの工夫でアクセス者の信用を得ることも可能です。しかし、「代表者ごあいさつ」に笑顔の写真があって、これまでの経歴やサービス・仕事に対する考え方、人となりがわかるような情報があった方が、アクセス者の信用を獲得しやすいと言えるでしょう。

例えば、2つのホームページを比較検討するシチュエーションを考えてみましょう。2つのホームページでは、ほとんど同じようなサービスを提供しているとします。

  1. 片方のホームページは、誰が運営しているかも全くわからないホームページ
  2. もう片方は、代表者の方の人柄や考え方、サービスへの姿勢がよくわかるページ

このような2つのホームページを比較した時、どちらのホームページを選ぶでしょうか。

こう考えれば、「代表者ごあいさつ」「代表者プロフィール」が非常に重要なコンテンツであることをご理解いただけることと思います。

では、そのように大切な「代表者ごあいさつ」「代表者プロフィール」には、どのような内容を書けば良いのでしょうか。

特に「代表者ごあいさつ」が重要なご商売

特にコンサルタントさんや士業さん(弁護士さん、税理士さん、司法書士さん、行政書士さんなど)のように、その人自身が商品・サービスとなりうるご商売では、「代表者ごあいさつ」「代表者プロフィール」は最重要コンテンツになります。

また、工務店さんやハウスクリーニングさんのように、スタッフが直接お客さまの家の中に入るようなサービスや、治療院のように密室でお客さまとスタッフ2人だけになる・・・そのようなサービスの場合も、非常に大切なコンテンツになります。

何を書けばよいのか?

「代表者ごあいさつ」を作る最大の目的はアクセス者の信用を得ること。ですから、

  • プロフィール(これまでの経歴、簡単なものでもよい)
  • 仕事・お客さまに対する想い
  • 仕事・サービスを始めたキッカケ
  • ちょっとしたプライベートな話題(趣味やオフの様子など)

などの情報を書くことがお勧めです。

例えば、これからお客さんになるかもしれない方に、自己紹介する際にお話する内容をイメージしていただくと書きやすいでしょう。

プロフィール

プロフィールでは、これまでの経歴を書くことのできる範囲でシンプルにまとめるのが良いでしょう。

新規開業だが、業界歴は長い・・・そのような場合も、プロフィール欄であれば、業界歴の長さをさりげなくアピールすることができます。

もちろん、資格や所属する組織などの情報もしっかりと掲載すると、専門性や信頼感をアピールすることができます。

仕事・お客さまに対する想い

どのような気持でサービスを提供しているのか?
自社のサービスを提供することで、お客さまに将来どのような状況になって欲しいのか?

といった、仕事・サービスやお客さまに対する「想い」「姿勢」もしっかり記載すると良いでしょう。

このような「想い」がしっかり書かれているホームページと、全く書かれていないホームページを比べた場合、アクセス者はきっと、「想い」が伝わるホームページを選びたくなるでしょう。

また、「想い」を書くことで、アクセス者は

このような姿勢で運営しているサービスならば信頼できる
このような考え方の代表者なら任せられる

と安心感を抱きやすくなります。

ホームページでは、自分自身の仕事やお客さまへの姿勢をしっかりアピールすることをお勧めいたします。

仕事・サービスを始めたキッカケ

「想い」に似ていますが、具体的なエピソードを書くことで、信頼感や親近感がぐっとアップしやすくなります。

例えば

  • 自分自身が実際にそれを体験をした
  • その際、たいへん辛い思いをした
  • 自分と同じような思いをする方を少しでも減らしたいのでサービスを始めた
  • 自分自身の経験を活かしてサポートしたい

といったストーリーが書かれていた場合、アクセス者は

この人は自分と同じ辛さを体験している=自分の気持ちがわかる

と共感し、親しみを持つようになるでしょう。

もちろん、経験を踏まえたサポートを期待できますから、全く記載が無いホームページと比較した場合、選ばれる可能性も高くなります。

ただし、キッカケとなるエピソードを創作することはお勧めではありません。創作による「代表者ごあいさつ」はいつかボロが出てしまいます。創作であることがアクセス者に知られてしまった場合のダメージも計り知れません。

無理な創作はせず、本当のことをありのままに書くように心がけると良いでしょう。

ちょっとしたプライベートな話題

ケースバイケースですが、趣味や休日の過ごし方など、ちょっとしたプライベートな情報を記載することもお勧めです。プライベートな情報を読むことで、アクセス者は代表者の人物・人柄を感じ、親近感を抱くこともこともあります。

2つのホームページを比較する際、その2つにサービスや特徴にほとんど差が無い場合、アクセス者は、

  • 自分と同じ趣味を持っている
  • 好きな動物が自分と一緒
  • 休日は家族サービスをしていて家庭的

といった、ちょっとしたことがキッカケとなってサービスを選ぶこともあります。何がキッカケになるかわからないのがホームページです。余裕がありましたら、ぜひ書いてみてください。

もちろん、サービス・仕事内容によっては、あまりプライベートな部分を出さない方が良い場合もあります。書く/書かないの判断は、お客さまに自分をどのように「見ていただきたいのか」という観点から考えると良いでしょう。アクセス者により親しみを感じて欲しい場合は、ぜひ書くことをお勧めいたします。

代表者の写真は必要?

代表者の写真は必要です。特別な事情が無い限り、掲載することをお勧めします。

これも皆さんが、実際にホームページを見てサービスを選ぶ際を考えていただくとイメージできることと思います。

ホームページを検討している際に、

ホームページのどこを見ても代表者の写真が無いホームページ
トップページや代表者ごあいさつにしっかりと写真が出ているホームページ

と2つのホームページが会った場合、どちらに良い印象を持つでしょうか。

特に、

  • 治療院やエステサロンなど、お客さまと個室で1対1になるようなサービス
  • 工務店やハウスクリーニングなど、お客さまの家に直接お伺いするサービス
  • 士業さんやコンサルタントさんなどの「人がサービス」となるご職業

では、写真は信頼感・安心感を得るために、最も大切なコンテンツとなるでしょう。

家族やペットとの写真を使う・・・

ごあいさつページのトップではなく、本文の途中、「ちょっとしたプライベートな話題」などに添えることがお勧めの使い方です。

家族やペットと一緒の写真を用いることで、アクセス者に、この人は「家庭的な人だなぁ」や「ペットを可愛がる優しい人だ」といったプラスの印象を持っていただくことがあります。

ぜひ試してみてください。

参考:あきばれホームページでは・・・

ここで少しだけ、弊社のホームページの種明かしをいたします。

皆さんもきっとお読みになったと思われます「あきばれホームページ代表者プロフィール」ページの考え方をご紹介いたします。このページでは、さまざまなテクニックが使用されています。(もちろん、「ウソが書かれていない」ことは大前提です)

このページは、

  • 代表者の写真はかならず入れる
  • これまでの経歴はプロフィールでさりげなく
  • 「ごあいさつ」で起業についての想いを書く
  • 子どもと一緒の写真で家庭的な父親を演出

といったこれまで解説した手法を使って作成しています。また、ストーリーはもちろん実話に基づいた話ですが、アクセス者に

  • 信頼感や安心感を持ってもらう
  • 「この会社の社長さんイイ人そう」と思ってもらう

ことを目的として、ストーリー展開を考え抜いた上でライティングしています。簡単に流れをまとめると、

  • 銀行や有名コンサルティング会社で経験を積んだ人間が
  • IT活用を苦手にしている中小企業のお役に立つために起業
  • ところが資金繰りなどに窮して苦労を重ね
  • 試行錯誤の末、今では成功している
  • その成功に基づくノウハウをお客さんに伝える

といった展開になっています。弊社のお客さまは中小企業が多いため、さりげなく経歴をアピールしつつ、「中小企業の辛い部分」も知っています、と共感を誘う文章としています。

ここまで長文では、アクセス者に最後まで読んでもらえないのでは、と思われるかもしれません。しかしながら、読み応えのある内容であれば、最後まで読んでいただけます。

もちろん、ここまでの大作にする必要はありませんが、「代表者ごあいさつ」「代表者プロフィール」を考える上でのヒントにしていただければ幸いです。

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