【あきばれホームページ】会員さま限定
コンテンツ別作成のツボ
ホームページに欠かせないもののひとつが写真です。
【あきばれホームページ】には、手軽に写真をご利用いただける「素材機能」もありますが、サービスを魅力的に紹介するには、やはりオリジナルの写真の力は欠かせません。特に、サービスを提供されるご本人の写真は大変重要です。
弊社ではホームページ制作のコンサルティングの際、「写真を効果的に使いましょう」「ご自身の写真を掲載しましょう」とよくアドバイスさせていただきます。すると、「どんな写真を撮ればよいかわからない」「顔写真が載るのは恥ずかしい」とおっしゃる会員さまが少なくありません。
このページでは、ホームページに掲載する写真について、また自分で写真を撮影して載せる場合のアドバイスをご紹介いたします。ぜひ、参考になさってください。
さて、どんな写真を載せたらよいかを考える前に、まず、ホームページに写真を掲載する「目的」を考えてみましょう。コンサルタントがいつもお話しするのは、主に次の3つの目的です。
このような目的を達成するために、写真を掲載することをおすすめしています。文書できちんとコンテンツを作ることはもちろん大切ですが、それだけでは伝わりにくいことをより伝えやすくする手段として、写真を併用するのです。
百聞は一見にしかず、という言葉もあるように、どんな人が対応してくれるのか、どんな場所にあるのか、それらを文字だけではなく写真付きで伝えることができれば、それだけでライバルホームページに勝てる可能性だって出てくるのです。
筆者の経験でもこんなことがありました。
以前、飛行機に乗るため空港へ車で行かなければならず、周辺の民間駐車場をインターネットで検索していました。しかし初めてなので、どの駐車場がよいか、大切なマイカーを預けても大丈夫な会社なのかを判断するのがとても難しいのです。
車に傷をつけても知らん顔をするような、よくない業者も多いという評判を聞いていたので、本当に困ってしまいました。
ところが、たまたま見つけたある会社のホームページは、どんな場所で保管するか、駐車場のセキュリティーはどうなっているか、といったことをたくさんの写真入りで詳しく説明していたのです。もう、それだけで(写真が多数掲載されているだけで)決めてしまいました。
このように効果的な写真によって、アクセス者は、
「ここの会社は自分たちのことをきちんとさらけ出しているな」
「隠しごとがない、誠実そうな会社だな」
という印象を自然に持つものです。
なんとなくうさん臭いなと感じる会社のホームページほど、写真がまったく載っていなかったり、載っていてもどこかのフリー素材から借りてきた当たり障りのない写真だけだったりすることも多いのです。
ライバルホームページとの違いをどう出していくか、というコンセプトにもよりますが、同じ業務内容なのであれば、少なくとも検索結果で御社と競合しているサイトより写真が少なければ、それだけで損をしている可能性も十分にあるのです。
ネットの通信販売の世界では、写真ひとつで売上が何倍、何十倍にも変わってくるといいます。また、弊社の会員さまでも、写真を一枚を変えただけで反応率(=ホームページのアクセス者のうち、問合せや資料請求などをしてくれた人の割合)が大幅にアップした、というケースがたくさんあります。それほどまでに写真は重要なのです。
とりわけ、士業やコンサルタント・医師・職人といった職種の場合は、写真の使い方がより重要なポイントになってきます。
こうした職種の場合、ホームページでアピールするべき一番の商品は「人」、つまり「自分自身」です。「人(=自分自身)」という商品を、競合サイトよりも魅力的にみせることが必須です。そのためにもっともよいのが、「自分の写真を載せる」という方法です。
しかし、「ホームページに顔写真を載せましょう」というと、できれば自分の顔写真は載せたくない、とおっしゃる方も少なくありません。
でも考えてみてください。たとえば自動車メーカーのホームページに、自動車の写真が載っていないことがあるでしょうか。まずは写真を見て、いろいろ検討して買うわけですから、写真がなければ話になりません。
それと同じように、自分という商品を売りたいのですから、ご自身の写真を掲載するのはごく自然なことです。アクセス者は、どんな人が相談に乗ってくれるのか、どんな人が治療してくれるのか、あるいはどんな人が家に来るのか、そうしたことを事前にいろいろ知りたいのです。
顔写真を載せることで、競合サイトよりも、「人が良さそう」「親切そう」「信頼できそう」「頼りになりそう」など、人柄がよいというイメージを与えられると、反応率はぐっと上がります。
ここでよくないのは、「暗い」「怖そう」「偉そう」といったマイナスイメージを持たれてしまうような写真です。初対面の印象でその人物を判断するように、サイトの写真であなたが評価されるわけですから、写真の撮影の仕方や表情には十分注意をしましょう。
職種やページの内容によって、表情を変えましょう。
たとえば、悩みの相談に乗って欲しいアクセス者が訪れるページには、真剣に相談に乗ってくれそうな表情、できれば行きたくない治療をしなければならないアクセス者が訪れるページには、患者さんの緊張を和らげる優しそうな笑顔、といった具合です。
とはいえ、カメラのレンズに向かって表情を作るというのは、慣れないとなかなか難しいものです。そういうときは、カメラマンや周囲にいる人と、身振りを交えて会話をしながら撮影すると、自然で動きのある写真が撮りやすくなります。
また、実際にお客さまと電話をしているところや、相談者と相談しているシーンを撮影するというのも、リアリティが出ますのでおすすめです。
さらに真正面から撮影するだけでなく、横から、斜めから、と、いろいろな角度で何枚も撮影してみましょう。
皆さんもご経験がおありかと思いますが、いい写真が撮りやすい条件は、晴れた日で順光(撮影者の後ろに太陽がある)のときです。
人物の写真なら、室内の机の前で撮るばかりではなく、晴れた日に近所の公園などで撮ってもよいのです。
写真が暗いと、表情を工夫してもどこか暗い印象の写真になってしまいますので、気をつけましょう。
背景にホワイトボードを配置すると
セミナー講師を務めている雰囲気に
意外と気付きにくいのが、被写体の背景です。笑顔はうまく撮れているのですが、人物の後ろに、書類山積みの整理整頓されていない机が写り込んでいたらどうでしょうか。
士業であれば、「この先生は忙しくて一人一人に親身になってくれないかも……」などと思われてしまうかもしれません。これでは、せっかくの笑顔も台なしです。
よくテレビで有識者にインタビューする際、図書室や研究室の書棚の前などで撮影しますよね。無難だからということもあるでしょうが、背景に六法全書や専門書を映り込ませることで、「この人はその道の権威なのだな」というイメージを自然に持たせるためでもあると考えられます。
そのほか、ビジネス雑誌のインタビュー記事写真なども参考にしながら、ぜひ背景を工夫してみてください。
せっかく掲載してあっても小さくて何の写真かわからなければ意味がありません。
たとえば商品写真などでは、ある程度全体像がわかる写真と、近くに寄って細かい部分がわかる写真など、複数の写真を用意することも必要でしょう。
これもついうっかり見落としがちですが、身だしなみにも注意しましょう。
もちろん業種やページの内容にもよりますが、ボタンをしめる、ネクタイをしめる、髪を整える、爪を切る、といったごく当然のことです。自分では気付かないことも多いので、撮影した写真を家族などの第三者に見てもらうとよいでしょう。
意図的に傾けて撮る場合は別として、とくに建物などの場合、傾いているとそれだけで不安定な感じがして印象がよくありません。場合によっては、三脚を使うのもおすすめです。
なお、どうしても自信がない、うまく撮れない、という方は、写真館に行ったり、プロカメラマンに依頼したりするのもひとつの方法です。
多少お金はかかりますが、暗い室内でも、撮影しにくい場所でも、きっと素晴らしい写真を撮ってくれるでしょう。写真一枚が商売を左右する……となれば、費用対効果でけっしてムダではありません。
さて最後にもうひとつ。
よく「ちゃんとしたカメラを持っていないので……」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、それは気にする必要はありません。
どんなカメラでもOKです。
デジタルカメラでもフィルムカメラでも、一眼レフでもコンパクトでも、携帯電話でもスマートフォンでも、何でも使えます。
いい写真を撮る最大のコツは、とにかく「枚数をたくさん撮る」こと。
数十枚~数百枚撮った中に、ようやく1~2枚いい写真があるものです。2~3回シャッターを切ったくらいでは難しいでしょう。
ご参考までに、弊社ホームページの代表・吉本の写真は、約800枚撮影した中から厳選した1枚です。
いかがでしたでしょうか。こちらでは、ご質問をよくいただく「写真」について考えてみました。写真は、ホームページの文書を補完し、印象を左右する重要なポイントです。皆さんもぜひホームページの写真を見なおしてみてくださいね。
※ホームページ運営やWEBマーケティング、SEO等に関する個別のご相談は承っておりません。ご了承下さい。
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