【あきばれホームページ】会員さま限定
具体的にSEOキーワードを考える前に、そもそも「検索する」という行為について、少し考えてみましょう。
あなたもインターネットを使っていると、調べ物をする時に検索サイトを利用することが多いと思います。「ハワイ旅行」等のキーワードを入力して検索ボタンを押すと、該当するホームページがたくさん表示されます。利用者は表示された一覧を眺めて、良さそうなリンクをクリックし、そこのホームページにアクセスします。
この時ユーザーは、表示された全てのホームページをクリックすることはしません。
たいてい上位20件位までをクリックして、そのうちの良さそうなホームページで必要な情報を入手します。
従って、どんなに立派なホームページを作っても、検索サイトの上位に表示されないと、誰も見に来てくれないと言うわけです。
例えば、とある旅行会社のホームページが、「ハワイ旅行」と言うキーワードで検索された時に一番上に表示されるとしましょう。そうするとハワイ旅行について、ツアーとか飛行機の手配とかの情報を探しているお客様は、まずこの旅行会社のホームページを訪ねる訳です。当然、この会社は検索サイトからたくさんのお客様を獲得して、商売繁盛につながります。
従ってお客様が検索した時に、自社のホームページが上位に表示されるように、皆さん検索サイトの「上位表示対策」に工夫を凝らすわけです。
ところであなたは、検索サイトで検索する時に、どんな風に検索しますか?例えば“健康食品”というキーワードをGoogleに入力すると、250万件くらい検索結果が表示されますが、それを全部クリックする人はいません。最初の何件かをクリックしてみて、その中に目的のサイトがあれば、そこで次にサイトを参照するのは止めてしまいます。
逆に10~20件くらい見て、良さそうなのがホームページが見つからなかったら、キーワードを変更して新たに検索しなおします。
つまりお客様は、自分の欲しい情報を入手するために「特定のキーワード」を入力してくるのです。
例えば、ダイエット向け健康食品を探している人を考えてみましょう。最初に「健康食品」というキーワードで検索してみて、自分の欲しい情報が見つからなかった場合、今度はキーワードを変更するでしょう。例えば、“ダイエット”+“健康食品”というキーワードで検索すると思います。
この場合、「ダイエット用の健康食品」を扱っている会社は、「ダイエット+健康食品」で検索結果の上位に表示されれば、「ダイエット用健康食品」を探しているお客様を自分のホームページに誘導することができます。“アクセスして欲しいユーザーが検索しそうなキーワード”について対策を打つことにより、自社の見込み客を集客できる訳です。
しかしながら、例えば「ダイエット+運動器具」の検索結果で上位に表示されても、ダイエット用の健康マシーンを考えている人しかアクセスできません。この場合は、「アクセスしてきた人」と「御社のターゲット顧客」がずれていますから、ホームページで商品を販売するのは難しいでしょう。
よくページのアクセス数だけを自慢げに話す人がいますが、単にアクセスを増やすだけだったら簡単です。芸能人の名前とか、アダルト系のキーワードなどを、サイトのコンテンツに散りばめれば、直ぐにアクセスは10倍になるでしょう。
しかし、関係のない人にサイトにアクセスしてもらっても、意味はありません。つまり「アクセスを増やす」というのは、「自分が来て欲しい人のアクセスを増やす」ということなのです。
そのためには、自分が来て欲しい人が、“検索しそうなキーワード”を入力したときに、検索サイトで表示されるようにする、と考えなければいけないのです。
アクセスが多くても商売に結びつかないサイトはたくさんあります。ですからいたずらにアクセス数を追い求めるのではなく、
といったアプローチをとることが有効です。
そしてこの検索キーワードの洗い出しが終わって初めて、具体的な検索サイト対策をスタートすることができるわけです。アクセスして欲しいお客様をまず考えて、その人達がどんなキーワードで検索するかをきちんと考えましょう。せっかく検索サイト対策を施しても、最初のキーワードの検索を選択を間違えてしまうと、全ての努力は意味がなくなってしまいますから。
具体的なキーワードの選び方は、下記SEOマニュアルのP19~27に詳しく掲載していますので、ご確認ください。
SEOマニュアルのダウンロード
Google社が計測している「1ヶ月間」のキーワードのおおよその検索件数が表示されます。この「キーワードプランナー」で、検索キーワード(と、その関連キーワード)で毎月実際に何回くらい検索されたか、調べることができます。
海外のツールですが、日本版のGoogleにも対応。検索したキーワードに関連するものを、「◯◯+a」、「◯◯+b」といったようにアルファベット順にグループ分けして一覧します。
http://ubersuggest.org/
キーワードの難易度を、だいたいの目安となる数値で表現してくれます。
難易度が25を超えると、簡単には上位表示できない傾向です。(あくまでも目安です。)
http://rishirikonbu.jp/difficulty_checker/
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