ホームページの目的を考える

ホームページの目的を考える

リアルの店舗を作る際には、立地やターゲットとなる客層、お店のコンセプト、扱う商品など、詳しく検討した上で、実際に作りはじめると思います。

これはホームページも一緒で、ホームページで成功するためには、ホームページを作る目的をしっかりと考え、その目的に合わせた内容にする必要があります。

そこで、ここでは代表的なホームページの目的をまとめ、簡単な説明を記載いたします。ホーページの目的を考える際の参考してください。

GoogleやYahoo!などの検索から新規顧客を集客する

GoogleやYahoo!などの検索結果から、ターゲット(お客さま)をホームページへ誘導し、ホームページから、お問合せや資料請求などの行動をしていただくことを目的とします。

多くの方が、悩みの解決やニーズを満たすために、インターネットの検索で情報を探しますので、一般的に検索から来るお客さまは、見込み度が高いと言えます。

ただし、この方法は、GoogleやYahoo!の検索結果に左右されやすく、検索結果で上位表示されない場合、全く集客につながらない可能性もあります。

検索で上位表示するためのテクニックが、いわゆる『検索エンジン対策=SEO』となり、この方法では、SEOが重要となります。

広告など他の媒体から誘導する

リアルの広告媒体から、ターゲット(お客さま)をホームページへ誘導する方法です。

リアルな広告媒体とは、例えば、

  • 新聞の折込チラシ
  • タウン情報誌
  • ミニコミ誌
  • 業界紙
  • ポスティング
  • 電車広告
  • 看板
    などなど・・・

であり、これらの媒体に直接、URLやQRコードを記載したり、屋号やサービス名などで検索していただき、ホームページへと誘導します。

広告費用はかかりますが、SEOに力を入れる必要がなく、検索結果に左右されづらい方法です。SEOの難易度が高く、簡単に上位表示できそうに無い場合に、簡単に上位表示できそうなキーワードで対策しておき、「○○○で検索」といった形で広告する方法も、考え方は同じです。地域密着型のサービスや、広告予算が多くある場合に有効な方法です。

ネット広告から誘導する

GoogleやYahoo!などで検索すると、検索結果の上部や右側などに、広告が表示されます。

これらは、ネット広告、リスティング広告、PPC広告などと呼ばれており、予算と広告の出し方によっては、数多くのお客さまを、ホームページへと誘導することが可能です。

しかしながら、効果的に活用するには、知識と経験が必要になり、初心者にはお勧めできません。もちろん、ホームページそのものの内容が良くなければ、お金をかけてお客さまを集めても全く反応がとれず、お金だけが出て行くという結果になりかねません。

ホームページに慣れて、成果が出るようになってから、さらに上を目指す場合に導入を検討すると良いでしょう。

見込み客フォロー

セミナーや異業種交流会、知人のご紹介など、何らかの形で一度接触したことのある『見込み客』を、お客さま(ユーザー)へと育てることが目的のホームページになります。

  • 商品やサービスの詳しい説明
  • 製品のスペック表
  • サービス・商品の導入事例
  • 自社の持つノウハウ
  • 企業理念や代表者・スタッフの紹介

など、口頭やパンフレットなどでは説明しきれない情報をホームページで見てもらい、御社のサービスや商品(あるいは御社そのもの)への関心を高めてもらうことが、一番の目的です。

この方法は、メールマガジンや、FacebookやTwitterといったソーシャルメディアと併用すると効果的です。

すでに接触のあるお客さまが対象となりますので、URLを直接教えたり、屋号で検索してもらうことが可能です。ですから、SEOの難易度は低くなります。

既存客フォロー・既存客の売上アップ

見込み客フォローと似た考え方ですが、こちらはすでに御社サービス・商品を利用されている方を対象としたホームページの考え方になります。

ご利用いただいているもの以外のサービス・商品を紹介することで、新たな購入を促し、顧客単価をアップさせることや、1度利用していただいたお客さまにリピーターとなっていただくことを目的とします。

見込み客フォローと同様に、商品説明やサービスの紹介も重要ですが、事例も豊富に掲載すると効果的です。また、企業理念やスタッフ紹介なども充実させ、お客さまとの間の信頼関係を深めることも重要になります。

この方法も、お客さまに直接URLをお伝えすることが可能ですから、SEOの難易度は低くなります。

紹介・口コミ用に活用する

紹介や口コミによる営業は、古典的ですが、現在も非常に効果的な方法です。

仲の良い知人や有名人の発言、口コミサイトなどの情報を参考に、実際に商品やサービスを決める方も多くいます。

しかしながら、口頭だけで、商品やサービスをお勧めすることは、なかなか難しい行為だと言えます。特徴や魅力を上手に伝えられないかもしれませんし、何よりも紹介した商品やサービスが、相手に気に入ってもらえなかったら、お互いに気まずい思いをしてしまいます。

その点、ホームページがあれば、

「詳しい説明がホームページにあるので、よかったらお問合せしてはどうですか?」

と、非常に簡単にお勧めできます。また、紹介された側も、ホームページを見て、気に入らなければお問合せしなければ良いので、お互いに気まずい思いをすることもありません。

また、この方法は見込み度の高いお客さまに確実に見ていただけますので、効果的な方法だと言えます。

営業ツールとして利用する

  • サービス説明の資料が多すぎて、全てを持ち運べない
  • 限られた営業の時間では、魅力を説明しきれない
  • 紙面が限られたダイレクトメールやパンフレットでは、情報が伝えきれない

このような時に有効な方法です。

あらかじめ、商品のスペックやサービスの詳細、お申込みフロー、事例など、営業の際に必要となる情報を詳しくホームページに掲載しておきます。

リアルな営業現場では、ノートパソコンやタブレットPCなどで、このホームページを見ながら、必要なページを見ることが可能です。

また、営業の後に、お客さまにホームページを紹介しておき、後で検討する際の資料としていただく。あるいはダイレクトメールなどからホームページへ誘導して、より詳しい説明をお客さまに見ていただく、などリアル営業を補足・強化する使用方法です。

SEOを考える必要がなく、コンテンツだけに注力すれば良いというメリットがあります。

公式サイト

最近はホームページを持っている企業も多くなっています。

お客さまも、まずはホームページで情報を見る。といった方々が増えており、企業としての信用いう面からも、会社の公式ホームページは重要になっています。

商品のアピールや、自社サービスを売り込むよりは、信用度アップのため、会社の理念や代表者ごあいさつ、スタッフ紹介など、御社の情報をしっかり掲載する形になります。

もちろん、素人っぽいデザインでは相手に不安を与えてしまいますので、特にデザインや全体の雰囲気には注意したいところです。

情報提供する

お問合せや資料請求といった、お客さまに何らかの行動を起こしていただくことが目的ではなく、お客さまにホームページを読んでもらうことそのものが目的のホームページです。

「伝えたい情報」を「伝えたい方々」に、確実に見ていただくには、「提供したい情報」を商品・サービスに見立て、ターゲット(お客さま)を明確にし、その上で、どうやって見ていただくのが一番良いのか?しっかり考えることが重要です。

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お引き渡し後にご確認いただきたいことについて、説明しております。